サン・ピエトロ広場の奥にサン・ピエトロ大聖堂とミケランジェロによる巨大な丸天井をかけたクーポラがみられる。この広場の中心にカリグラ帝がエジプトから運んできた２５．５ｍの高さのオベリスクがあり直径２００ｍの広場に約３０万人を収容できる。
サン・ピエトロ大聖堂は４世紀にコンスタンティヌス帝の命により着工されたカトリック教の主聖堂である。１６世紀建築家ブラマンテが大改築を命ぜられ、その後ルネッサンスを代表するミケランジェロ、ラファエロなどにより改築がすすめられた。
サン・ピエトロ大聖堂にミケランジェロ２３才の作品のピエタ像がある。キリストを抱き上げる慈悲深いマリアの表情がみてとれる。
クープラの真下にバロックの巨匠ベルニーニによるブロンズの天蓋がある。
聖堂内には多くの貴重な銅像がならんでいる。
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